ワンダーランドの大部分を占める森。
見渡す限り森でだいたい迷うため、迷いの森と呼ばれている。
住人の多くは森に住んでいる。
なかでも目立っているのはイカレ帽子屋の経営する帽子屋だが、帽子を売っている様子はほとんどなく
いつも庭でお茶会(通称:女子会)が行われている。




迷いの森の住人。思ったことをズバズバ言うので少しきつく見える一面があるが
アリスのことを大事に思っている女の子。
三月とは白の国が消失する前からの知り合いだが、一緒に過ごすようになったのは消失後から。
いまは定期的に三月・ヤマネと森の中でお茶会をしている。
イモムシとも仲が良く、よくお互い情報交換をしているらしい。


自分の記憶が抜け落ちていることをあまりよく思っておらず、ハッキリさせたいと考えている。
反面、思い出すことで三月が白の国へ戻るのでないかと心のどこかで不安に思っている。





迷いの森の住人。見た目はかわいい女の子だが、男嫌いのヤマネのために女装している男の子。
とくに女々しいということもなく、ただ女装をしているだけなので
見た目と言動がまったく一致していない。常識人寄りだがその辺がヘン。
何かとヤマネにちょっかいを出そうとするイモムシのことは気に入っておらず、犬猿の仲。
白の国出身で、もともとは白の国で白ウサギと一緒にキングのお付きをしていた。
消失後はキングに会っていない。


気にはなるが、今が楽しいのでこのままでも良いと思っている。
白ウサギのことが少し気がかり。





迷いの森の住人。
何故か男(オスも含む)を極度に怖がっており、話をすることはおろか近寄ることすらできない。
なかでも猫は天敵。チェシャがいると一目散に逃げていくちょっとビビりな女の子。
三月はちいさくてかわいいからOKだが、女装していないと近寄れない。
イモムシのことは「面白いから」という理由で気に入っており、
近寄れないが話ができる数少ない相手。


白の国が消失した後にワンダーランドに現れているためよくわかっていない。
執着する帽子屋を見て、思い出すとどこかに行ってしまうのではないか?と心配している。





迷いの森の住人。丁寧な言葉遣いの少年。よく水タバコを背負っているが一度も吸えたことがない。
迷いの森にあるきのこの家に住んでいる。ワンダーランドの情報通で物知り。
ヤマネのことをとても気に入っており、見かけるたびにちょっかいを出すので三月とはウマが合わず
顔を合わせると罵詈雑言合戦が始まる。……が、どちらかというと三月の反応を面白がっている。
アリスが現れてからは、アリスのことも同じくらい気に入っており、
迷いの森で迷っているアリスで遊んでいる姿が度々見られる。


興味がなく、とくに探していることもない。