ごく普通の家庭でごく普通に暮らしていたごく普通の女の子。 ある日突然、王様に連れられてワンダーランドへやってきた。 住人たちからは白の国の秘密を知る鍵だと言われ、チヤホヤされているが 本人は一度もワンダーランドに来たことがなく、記憶がないということもなく、本当に人違いである。 適宜訂正はしているがあまり聞き入れてもらえていない様子。 自分のお世話係と言うチェシャに連れられ、無い記憶を探しにワンダーランドを巡っていく。 人違いなので力にはなれないが、自分にできることがあるなら助けてあげたいと思っている。 本当に自分が鍵なのかはわからないが、夢でみた「黒髪の少女」が気になっている。 アリスはこの少女こそ「ホンモノアリス」ではないかと思っているが、 誰に聞いてもそんな少女は知らないという。 |
迷いの森に住む自称「自由きままなのらねこ」 本人はミステリアスで謎めいた猫でありたいと思っているが 人の良さもとい猫の良さがアダとなり、全然ミステリアスになれていない。やや不憫。 どこの国にも属しておらず、中立を貫いている。 「アリスを守る役目」をもっているらしく、アリスのためならなんでもやるし、 アリスのことは絶対守るし、命も惜しくないと思っているが それをアリスに伝えると「重い」と一蹴された。 アリスに一番近い存在として、探しているような態度はとっているが それをアリスが望むのであれば叶えるだけで、 本人はとくに切望しておらず、記憶があってもなくてもどちらでも良いと思っている。 |